ジビエ振興自治体連絡協議会、国へ4項目を要請

118日、ジビエ振興自治体連絡協議会(自連協。ジビエ協加盟の自治体で構成)が国に対して要請活動を行いました。

この日、自連協の平井伸治会長(鳥取県知事)が、角田秀穂農林水産大臣政務官を訪問し、自連協が取りまとめた内容を要請。内容は、捕獲、安定供給、衛生管理等、4項目に渡るもので、ジビエ振興に取り組む自治体からの声を反映させています。

 

 これについて角田政務官は、「現場の課題を改めて認識した」とし、食料安全保障の観点からも、国内資源としてジビエの利活用を推進していきたいと話しました。また、今後のジビエ利活用について、健康面からアプローチすること、外食産業に加え、惣菜などの中食にも訴求していきたいと意欲を見せました。

また、自連協の長崎幸太郎事務局長(長崎県知事)は、農林水産省・青山豊久農村振興局長を訪問。青山局長は「本日の要請を踏まえ、財務省に予算要求をしていく」と要請を受け取るとともに、「入り口から出口まですべての分野をしっかりと取り組みたい」と幅広いジビエ振興を進める意向を示しました。

引き続き、自連協はジビエ振興に係る自治体とともに、国に対し要請活動を展開してまいります。