ジビエ料理のレシピ紹介

ちょこざいドリア   (猪口才)

「ちょこざい」(小生意気な)の意味のように山椒を少しきかせ小生意気に仕上げています。

赤みそを加えることにより牡丹鍋のように猪肉のクセ、臭みを抑えるとともに家族全世代から好まれる味付けになっているのがポイントです。

ホワイトソースをかけることにより全体をまとめ調和をとっています。

またお好みで山椒をかけるとさらに風味よく味わえます。お子様には山椒控えめ、または無しでもおいしく召し上がれる味付けになっています。

猪肉はビタミンB2を非常に多く含んでいます。しかしビタミンB2は水溶性のため煮込みまたは鍋等ではビタミンが流出してしまいます。

よって今回は煮汁ごと料理に使用することによってそれを防いでいます。

猪肉を焼けば、あとは圧力鍋に入れるをオールインワンなのでご家庭でも簡単に作れます。

材料・分量(4人分)

材料名 分量
・猪肉(肩ロース) 240g
・トマト缶 100g
・赤みそ 100g
・赤ワイン 100ml
・にんにく 2片
・玉ねぎ 100g
・小麦粉 大匙2杯
   
・ナス 2本
   
・ご飯 2膳分
・とろけるチーズ 80g
   
・ホワイトソース(市販品)  150g
   
・山椒 (お好みで) 適量
・パセリ  一枝
・塩、こしょう 適量

 

作り方

  1. 1、 猪肉は5センチ角に切り塩、こしょうしてフライパンで焼き色を付けるように焼く。焼きあがれば圧力鍋に加える。
  2. 2、 にんにく、玉ねぎ、人参はみじん切りにして肉を焼いていたフライパンでしんなりとするまで炒める。炒まれば小麦粉を加え軽く炒める。
  3. 3、 2と赤ワイン、赤みそ、トマト缶を圧力鍋に加え圧力をかけ1時間煮込む。(串をさしてスッと通ればOK)
  4. 4、 煮上がれば肉を取出し約1センチ角に切る。煮汁の濃度が弱ければ煮詰める。(カレーのような濃度になればOK)
  5. 5、 ナスは5㎜厚にスライスしフライパンで焼く。
  6. 6、 ホワイトソースはレンジで温めておく。

仕上げ

  1. 1、 グラタン皿にご飯を敷き6→5→4の順で重ねる。
  2. 2、 さらに上からとろけるチーズを振りオーブンまたはトースターで色付ける。(火は入っているので色付けばOK)
  3. 3、 お好みで山椒を振り完成