2025年07月30日
7月3日(木)石川県ジビエ講習会
対象者:県内すべてのジビエ処理施設関係者
これまで処理施設同士が集まって意見交換を行う機会はほとんどありませんでしたが、今回は藤木による講演の後、県内の処理施設関係者同士に加え、藤木および石川県の担当者も交えて意見交換を行いました。
特に話題になったテーマは【ジビエに付加価値をつけて販売する方法】
「どこで、どんな餌を食べていた個体か」といった情報を購入側に伝えることで、家畜肉とは異なる“野生の魅力”を伝えることができる。飲食店にとっては、仕入れたジビエについてメニュー表記や説明に活用することで、魅力を伝えやすくなり、他店との差別化が可能となるといった議論がかわされました。
藤木より、ジビエならではの“価値の伝え方”について具体的な説明があり、多くの質問が寄せられました。
ジビエカットチャートに加えて、「骨付きすね肉」「骨付きロース」「骨付きバラ肉」など骨付き肉の魅力と需要について説明。また、「子猪(こいのしし)」などの小型個体の活用方法にも触れ、処理施設の収益向上に繋がる可能性について議論しました。