2026年03月01日
2月16日(月)、神奈川県大井町の生涯学習センター調理実習室にて、大井町主催による「GIBIER de 地方創生」料理講習会が開催されました。当協会からは藤木代表が講師として登壇し、ジビエを活用した地方創生の可能性について講習を行うとともに、料理の実演と試食を実施いたしました。
当日は飲食事業者、猟友会、地域振興関係者、自治体担当者など多様な立場の方々にご参加いただきました。予定していた給食事業者の参加が急遽なくなり、比較的少人数での開催となりましたが、集まった方々は一様にジビエ振興への強い熱意をお持ちの皆様ばかりでした。地域課題の解決は、まさにこうした志ある方々の一歩から始まるものです。
大井町では、大変熱心な自治体担当者がジビエを地域振興の柱のひとつとして活用しようと精力的に取り組んでいます。今回の講習会には、日頃から現場で鳥獣被害対策に奔走される猟友会長、地元の飲食店事業者に加え、地域振興に力を注ぐ大手自動車メーカー系グループ企業からも参加がありました。猟師、料理人、企業、行政という異なる立場の方々が集まり、ジビエの味を確認しながら地域の振興を考える、まさに地方創生の理想的な姿といえるのではないでしょうか。
弊会代表・藤木による実演では、ジビエならではの素材の魅力を最大限に引き出す調理法が紹介され、参加者の皆様には実際に試食を通じてその味わいを体感していただきました。ジビエの価値は、単なる鳥獣被害対策の副産物にとどまりません。丁寧に処理され、適切な調理法で仕上げられたジビエ料理は、その土地の風土や自然を映し出す唯一無二の味覚体験です。こうした味の探求を通じて、地域の食文化としてジビエが根付いていくことが、持続的な地方創生につながると私たちは確信しています。
多業種の方々が業種の垣根を越えて連携するジビエ振興の取り組みは、必ずや周囲を巻き込みながら大きなうねりとなっていくことでしょう。大井町から広がるこの動きに、当協会としても引き続き全力で支援してまいります。地域資源としてのジビエの可能性を信じ、ともに歩んでくださる仲間が各地で増えていくことを心から期待しております。