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大丸有でジビエフェア開催

2022年11月09日

11月1日、東京の大丸有エリア(大手町、丸の内、有楽町)において、「秋の国産ジビエフェア」(正式名称「食べて応援 SDGs! 産地直送あいのり便グルメ 秋の国産ジビエフェア」)がスタートしました。フェアは11ビル20店舗にて行われ、11月30日まで継続します。

このフェアは、農林水産省の令和4年度鳥獣被害防止総合対策交付金「鳥獣被害防止総合支援事業のうち広域都道府県域計画に基づくコンソーシアム」に採択された「国産ジビエブランド推進コンソーシアム」(以下「本コンソーシアム」)で実施されているもので、ジビエ協はコンソーシアムの一員としてこれに協力しています。

本事業はコンソーシアムは信州富士見高原ファーム(長野県富士見町)をセンター処理施設として西米良村ジビエ加工処理施設(宮崎県西米良村)、わかさ29工房(鳥取県若桜町)と連携しながら大量消費の需要に応えていく取り組みの実証実験となります。

フェアは、三菱地所(東京都千代田区)など10社が連携して行っているプロジェクト「大丸有SDGs ACT5」(以下「ACT5」)のプログラムの一部として協力を得ています。ACT5はSDGs達成のための企業の活動を推進しており、ジビエは「サステナブルフード」であり、SDGsに大きく寄与するものと認知されています。

 

今回の20店舗はSDGsへの意識も高く、同時に国産ジビエの美味しさを認めてくれての参加とのこと。基本的には各店舗1品ずつですが、店舗によってはコース料理等、複数のメニューを食べられるところもあります。写真を見ればおわかりの通り、文句なしに旨そうな料理ばかりです。大丸有にお立ち寄りの際は、ぜひお召し上がりください。

ジビエの振興は、国産ジビエ認証等、川上・供給側の整備が進んだことで、近年特に川下の消費側の活動が盛んになっています。参画する自治体、企業も増加、多様化しており、ビジネスの枠組みもさまざまになりつつあります。引き続きジビエ振興の活動にご注目ください。