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飲食店にジビエを拡大。講師として協力

2023年10月02日

東京会場の座学の様子(フクシマガリレイ東京ショールーム)

 

8月末、株式会社ぐるなびが主催するジビエのセミナーに、協会代表理事の藤木が講師として協力しました。

これは、株式会社ぐるなびが採択され実施している、令和5年「ジビエレストラン拡大支援事業」として行われたもの。東京・横浜・大阪の3カ所で料理人向けにジビエのセミナーを開催し、最終的には、各店舗でジビエ料理を提供してもらうことを目的にしています。各会場とも第1回はジビエの基本、第2回はジビエ料理の実践、第3回は調理・試食という8月から10月までの3回シリーズで実施します。

藤木が担当したのは、第1回のジビエの基本です(8/21東京、8/23横浜、8/28大阪)。座学のほか、国内数カ所の鹿肉、イノシシ肉を試食してもらい、産地による肉質の違いなどを体感してもらいました。また、鹿の解体も実演。解体実演は、特に参加者の興味をひいたようで、熱心に聞きったり、動画撮影したりする参加者の姿が見られました。さらに、参加者には解体した鹿のブロックをカットし、焼く作業もやっていただきました。ロース、肩、スネ、内モモ、外モモ、シンタマの部位をすべて食べて、部位ごとの違いも体験していただきました。

横浜会場の様子(東京ガス業務用テストキッチン「厨BO!YOKOHAMA」)

 

参加者は「新しい食材の導入に意欲的で意識の高いお店に、優先的に声を掛けて募集した」(関係者)そうで、終了後に感想を聞いても前向きで意欲的な声が聞かれました。

「加熱温度についての情報がアップデートできて良かった。正しい知識と情報を後進にも伝えていきたいと思った」

「部位ごとの旨味の違いが印象的。ジビエは、どうやって仕入れるか、どうやって使い切るかを考えるのが面白い食材だと思う」

参加した店舗で提供されるジビエ料理については、今後ぐるなびのサイトなどで紹介される予定となっています。気になる人はぜひアクセスを。