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JA女性組織協力!一般消費者に向けたジビエセミナーを続々開催中!

2023年12月28日

 (一社)日本ジビエ振興協会は、家庭でのジビエの消費拡大を目的に、JA全中(一般社団法人 全国農業協同組合中央会)JA女性組織(敬称略)のご協力の下、令和5年度に「一般消費者向けジビエセミナー」を開催しております。
 JA女性組織は、全国のほとんどのJAに設置されており、568組織42万人の食や農、くらしに関心のある女性が、集まって活動する組織です。普段から食農教育や地産地消に関わる活動に取り組み、農業被害にも直面する農家という立場でもあるため、農業被害対策のため捕獲されたジビエという資源を生かす活動として本セミナーご協力いただいております。
 今年度は全国6か所のJAの皆様にご協力を頂き開催を予定しており、これまでに4か所で開催して参りました。

【実施状況】

・11月6日:山口県農業協同組合(JA山口県)下関統括本部支所
・11月27日:そお鹿児島農業協同組合(JAそお鹿児島)
・12月1日:広島県農業協同組合中央会(JA広島中央会)
・12月6日:上益城農業協同組合(JAかみましき)

 

≪セミナー内容≫

 セミナーでは、ジビエの実情を踏まえて、実際にジビエの味、調理法を学んでいただきたく、座学と調理実習の2部構成で実施しております。また家庭でもジビエ料理を召し上がっていただけるようにお帰りの際はミールキットをお渡ししています。

①座学:国産ジビエを取り巻く概況と流通・販売の流れについて 

 弊会がジビエ振興を始めたきっかけから、全国に広がる野生鳥獣による農林業被害の現状、ジビエの食肉利用のルールや国産ジビエ認証制度、利活用事例等をご紹介!

②調理実習:ジビエの特徴を生かした調理方法について

 会場によって、『デモンストレーション形式』と『参加形式』を選んでいただき、ジビエ調理の基本や活用のポイントをお伝えしています。楽しみながらジビエに触れていただく、自分達で作ったもの、その場で作られていくものを最後に味わっていただくことでより身近な存在になれたらいいなと思います。
【実習メニュー】
 ・猪とキャベツのテリーヌ仕立て
 ・鹿肉団子トマトシチュー
上記実習メニューの他、鹿モモ肉の唐揚げ、鹿スネ肉とバナナのタルトもご試食いただきました。

▲調理実習の調理(左:猪とキャベツのテリーヌ仕立て、中:鹿肉団子トマトシチュー)、ミールキットの料理(右:季節野菜の猪肉巻き)

 

≪参加者様の声≫

 今回のセミナーではJA女性組織の皆様の他に、会場によってはJA青壮年部や関係団体(学生、生産者等)の方々もご参加いただきました。「ジビエを扱う上での注意点や現状について詳しく知ることができた」、「楽しく勉強が出来、ジビエが身近になった」、「ジビエについて見方がかわった」等の感想をいただきました。また課題としては価格面よりも衛生面や調理方法を取り上げる方が多く、これは地域ならではのお話しで、地元猟師から直接譲り受けることか多いけれども、調理法がわからず冷凍庫に眠ってしまっていることも多いようです。

 

 現場に近い地域では、猟師から直接ジビエをいただくことが多く、昔食べた肉が臭かった、調理法が分からず固かった等、過去の印象によりジビエに対する悪いイメージを持つ方、適正に処理されたジビエをもらい美味しいものとして好まれる方等、様々な方がいらっしゃいました。ここ数年でジビエに対するルール等も変わり、国としても安全なジビエ、美味しいジビエ振興に力を入れています。ジビエに対して悪い印象をお持ちの方にも、1度ジビエの本当の美味しさを感じていただき、ジビエ好きを増やしていきたいです。