支援活動

地方自治体と連携し鳥獣被害を産業へ

2014年11月03日

IMGP5421

鳥獣被害はどこの自治体も頭を抱えていますし、食肉としての利活用についても対策を検討されています。

特定非営利活動法人日本ジビエ振興協議会では、食肉用の捕獲方法、適正な解体処理方法、個体を無駄にしない加工方法、流通販売方法の支援を行っています。

また、地域資源や観光資源としての活用についても支援を行ってゆきます。

平成26年度の取り組み

1.石川県獣肉利活用携帯マニュアルブックの作成
 石川県からの委託を受け、狩猟者向けに利活用につながる捕獲方法を解説したマニュアルブック「石川県ジビエハンター携帯用マニュアルブック」を作成しました。
内容は、32頁(カラー)で、食肉用に捕獲するための注意点などを項目ごとに写真や図を取り入れ、分かりやすく解説してあります。
石川県マニュアルブック

2.奥三河つぐ高原グリーンツーリズム推進協議会
 愛知県設楽町の奥三河つぐ高原グリーンツーリズム推進協議会からの委託により、解体処理施設の設計・建設の支援、ジビエ料理講習会の開催を実施。
 10月25日(土)、26日(日)、設楽町津具においてフェスティバルが開催されます。詳細は、分かり次第イベントコーナーで紹介しています。
 今後は、来年3月に新城市内にオープンする道の駅に提供するシカ肉やイノシシ肉、イノシシの骨(ラーメンのスープ出汁)の提供に向け、名古屋市内の大手飲食チェーンと協議を行います。
 また、11月より処理施設の建設が始まり、来年2月には愛知県内で3箇所目の食肉処理施設が稼働します。