2026年07月15日
今回ご縁をいただき、早稲田大学で特別セミナーに参加しました。「狩り部」の学生をはじめ、さまざまな学部から約80名が参加。日本におけるジビエの背景やこれまでの歩み、そして食材として、地域資源としての魅力について70分間お話ししました。
受講後に寄せられた感想で印象的だったのは、学生の皆さんから多くの「問い」が生まれていたことです。
「ジビエを地域が誇る食文化として根付かせるには?」
「季節や自然環境は、ジビエの味にどう表れるのか?」
「均質化することと、個体差を活かすことをどう両立するのか?」
そして、「ジビエが地域を潤す資源になるほど、野生動物の個体数管理という目的と矛盾するのではないか?」など。
食、地域、自然、命、流通、経済など、それぞれの専門や関心からジビエを捉え、講義の内容を自分自身の「問い」へと発展させてくれました。
私たちが伝えるだけでなく、若い世代から新たな問いを投げかけてもらう。今回のセミナーは、私たち自身にとってもジビエのこれからを考える貴重な機会となりました。