2026年08月10日
秋田県北秋田市が主催する、ジビエを軸にした地域づくりを考える「第0回検討会」に、協会はアドバイザーとして参加し、「GIBIER de 地方創生」のセミナーも行いました。
会場には市役所や猟友会、加工施設、飲食店など幅広い立場の皆さんが集まり、それぞれの現場の意見を持ち寄りました。意見をうかがう中で急激なジビエ振興が、大切な文化を損なうのではないかという不安を言葉の中に感じる場面がありました。こうした思いが伝わることが大事なのです。何を守りどう進めるのか検討会を重ねるなかで、北秋田ならではのジビエの姿が見えてくる、同時に参加した一人ひとりが当事者になる、そう感じています。
北秋田は、なんといってもマタギの郷です。古くから山の神と向き合ってきた狩猟の文化や、野生動物との距離感は、この土地ならではの財産です。捕獲した命を資源として活かすときも、土台になるのはこうした歴史と文化だと改めて感じました。
事業の形を決める前に、まず皆が同じテーブルにつくという出発点の意味が込められています。今後はジビエカー(移動式解体処理車)を使った解体セミナーや試食会も予定されています。協会は引き続き、地域の合意づくりと機運づくりを支えていきます。